配送方法について
ネットショップという実体の無いお店であっても、発送する商品は確かに存在するものであり、お客様が商品を購入し、決済が完了し次第、直ちに発送しなければなりません。
では、配送についてはどのような方法があるのでしょうか。
どこからでも誰でも使える大手宅配業者
主にクロネコヤマトや佐川急便、ペリカン便、西濃運輸などがそれにあたります。
どこででも見る大手有名宅配業者ですね。
こちらは通常発送の場合は法人、個人問わず集配窓口、もしくは指定代理店に持ち込むことで発送ができます。
宅配業者の中には電話一本で取りに来てくれるところもあるので便利です。
ただし、業者によって配送コストが変わる場合や、個人集荷は受け付けていないところもあります。
ネットショップにおいてはクロネコヤマト、佐川急便が最も人気が高く、次いでペリカン便や西濃運輸が利用されますが、特に個人はクロネコヤマト、企業は佐川急便、西濃運輸が多く利用されていると言われています。
また、クロネコヤマトはコンビニエンスストアからでも発送できる分、便利度は高くなっています。
最もスタンダードな配達方法であり、基本とも言えます。
事業者なら是非取り入れたい代金引換発送
代引きサービスは主にクロネコヤマト、佐川急便で利用することが出来ますが、メリットとして、商品注文を受け付け次第、入金の有無を考えずに発送することが出来る点です。
そのため最もスピーディに商品の取引ができることから、是非取り入れたい発送方法の一つと言えるでしょう。
送料においては一括払いとなり、月末締めの10日払いと言った形になります。入金に関しては1ヶ月に1回から5日に1回まで選ぶことが出来ますが、入金のたびに手数料が差し引かれるため、細かく入金を分けるよりも月に2~3回の入金などと決めておいた方が無駄な手数料を取られ続けることはありません。
代引発送を導入する場合は、対応している業者と契約を結ばなければなりませんが、厳しいものではないのでご安心を。
事業内容、及びネットショップの審査のみで基本は通り、オンライン上から申し込むこともできます。
ただし、地域の担当者と直接顔を合わせての面談が必要となること、利用可能になるまで最短でも1ヶ月かかるため、すぐに利用できると言うわけではありません。
また、代引発送はコンビニエンスストアなどの代理店では発送が出来ないため、直接荷物を取りに来てもらうか、集荷センターに持ち込むことになります。
さらに、特に初期に勘違いしやすいのですが、宅配業者は支払い金額において計算をしてくれるわけではありません。
例えば3000円の商品が売れ、代引伝票に3000円と書いてしまうと、送料+手数料+商品代で3000円と計上されてしまいます。
つまり、伝票には
送料(640円とします)+手数料(315円)+商品代(3000円)=3955円と記載しなければなりません。案外間違いやすいポイントだったりするので注意しておきましょう。
安価で確実性の高い郵送
送料が安いこと、宅配業者に比べると精度は低いものの、時間指定にも対応してもらえる便利な窓口が郵便局です。
何より定額制の発送サービスが揃っているのがありがたいところです。
サイズが固定されており、梱包も容易なものを取り扱う場合は主力としても使いやすいかもしれません。
反面、郵便窓口への持込が必須であること、都度送料などを支払っていかなければならないことを考えると若干面倒さも見え隠れします。
しかし、コンビニエンスストアでも発送可能なところがあるので、24時間発送準備が出来ると言う点はメリットと言えるでしょう。
荷物は限定されるがコストが非常に安いメール便
ダイレクトメールの発送や、破損の心配のない書籍類などを発送するのに役立つのがメール便です。
コストも非常に安く、A4サイズで軽量なら80円から発送が出来ると言うのもポイントでしょう。多少大きくなっても60円~80円刻みで金額が上乗せされる程度なので、やはり最終的には安価に収まるものです。
商品によってはこちらが主力になる場合も多いのではないでしょうか。
デメリットとしては、発送から到着までの時間が指定できないことがあり、遅い場合は3日程度かかることもあります。
速達を使うと+100円程度上乗せされる割に、確実に速達してもらえると言われれば、そうでもなかったりします。
配達場所に表札が無かったりすると、それだけで配送してもらえないこともあるので、そちらも注意したいところです。
あと、やはり荷物が限定される点はどうしようもありません。割れ物に関する保障は一切無いので、万が一でもそのようなものは入れないようにしましょう。
地方展開を中心の宅配業者を使う
宅配業者と言えば大手ばかりに目が行きがちですが、地方を中心に活動している運送業者も実は結構あったりします。
価格も非常に安価に収まる場合が多く、無理な注文でも聞いてもらえることもあるので、有用な業者を見つけることが出来れば、配送に関する問題の多くを解決することも可能です。
ただし、やはり規模の問題として制限が多いこともあれば、細かな注文には対応してもらえない場合もあります。
あくまで活動地域のみでの展開と言う場合も多いので、綿密な相談を何度も繰り返す必要が出てくるかもしれません。
ショッピングカートレンタル会社指定の宅配業者を使う
最近ではショッピングカートの管理会社においても配送業者を手配してもらえるサービスを有しているところがあります。
ほとんどの場合では既に大手と契約していることが多いですが、どうしても満足の行く運送会社が見つからない、自分のニーズに応えられるところが見つからないと言う場合は、こちらを利用してみるのもいいかもしれません。
コストも考えられており、ネットショッピング開業者にとっては心強い味方となり得る存在と言えるかもしれません。
ネットショップ開業に役立つお勧めショッピングカート
カラーミーショップ | 初期費用 | 月額費用 |
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3,150円 | 875円~円(※) 1年まとめ払いの場合は月額875円。最短契約期間3ヶ月の場合は1ヶ月1,050円 |
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特徴 | ||
月額875円から運用できる格安ショッピングカートです。 独自ドメイン、モバイルサイト、スマートフォンサイト、ショップブログを全て込みでも同一金額内で収まると言う最高のコストパフォーマンスに加え、高いカスタマイズ性を誇っており、レンタルショッピングカート屈指の人気となっています。 ネットショップを始めてみたいけど・・・と悩んでいる方にも、最初の一歩として最適です。 |
おちゃのこネット | 初期費用 | 月額費用 |
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0円 | 500円~2000円(※) 独自ドメインプランの場合は月額2,000円となります。 年間一括払いです。 |
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特徴 | ||
月額500円からネットショップを開業できる高機能ショッピングカートです。何よりも管理画面が非常に分かりやすく、特にメールテンプレートにおいては最も使いやすいショッピングカートの一つと言えます。 デザインテンプレートは一部固定ですが、作りこみは簡単なこと、初心者から上級者まで満足の行く綺麗なネットショップを簡単に作ることが出来ます。 |
ショップサーブ | 初期費用 | 月額費用 |
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10,000円~(※) プランによって異なります。 |
4,800円~ | |
特徴 | ||
FTP機能を搭載し、自作HTMLも利用できる高機能ショッピングカートがショップサーブです。 最大の特徴は初期機能としてクレジットカード決済機能があり、誰でもすぐにクレジットカード決済を導入できる点が強みです。 テンプレートの量も多く、デザインも作りこみやすくなっています。 |
MakeShop(メイクショップ) | 初期費用 | 月額費用 |
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10,500円 | 0円~10,500円 | |
特徴 | ||
高機能ショッピングカートの定番のメイクショップ。 月額0円からネットショップ開業が出来、フルスペックでも月額上限が10,500円でありながら、機能性、安定性ともに高い品質を誇ります。 とにかくこだわったネットショップを作りたい方は迷わずメイクショップを選ぶのがお勧めです。 |
e-shopsカート2 | 初期費用 | 月額費用 |
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10,000円 | 2,400円~7,800円(※) プランによって変わります。 |
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特徴 | ||
埋め込み式ショッピングカートなら、人気度ナンバーワンのe-shopカート2がお勧めです。 埋め込み式でありながら、セキュリティも高く、非常に多機能な管理画面で商品管理、顧客管理なども出来るようになっているので、デザインにこだわりたい方、既存のWEBサイトをネットショップにしたい方でも十分満足の行くネットショップを作ることが出来るでしょう。 |