ネットショップにおける販売経路とは
ネットショップにおいて、考える必要もなく最大の目的は「売り上げを伸ばす」事です。
しかし、ネットショップは路上から見えるものでなければ、誰かが直接足を運んでくれるものでもありません。
特にオープン当初においては、あなたのお店は樹海の中に佇む一軒家でしかないのです。
これからネットショップを反映させるために、樹海を切り開き、インターネット上のどこかにある大通りと繋いでいかなければならないのです。
方法その1:友人・知人に紹介する
最初に行うことになるのが知人や友人、仕事上の付き合いのある方などにネットショップの存在を教えることになるでしょう。
例えば名刺にショップURLを記載して渡すと言う方法もあれば、販促チラシをつくり、知り合いのお店に置いてもらうと言うのも有効な手段です。
もしも友人や知人、仕事上の付き合いのある方がネットショップを持っている場合は、相互リンクをお願いしてみましょう。
相互リンクについては以下に記載します。
方法その2:SEO対策の基本。リンクを貼ってもらう
SEO対策と言うのは、GoogleやYahoo!などの大手検索エンジンに対し、検索結果に載せて貰うための方法になります。
SEO対策にはさまざまな方法がありますが、まずは大掛かりなことはしなくとも良いので、知り合いや仕事上で付き合いのある方でネットショップやブログ、WEBサイトなどを持っている場合は紹介してもらいましょう。
もちろん、お返しとして自ショップからリンクを貼る方がお願いはしやすいかもしれません。
とにかく、GoogleやYahoo!の検索結果に反映させるには誰かからリンクを貼ってもらわなければなりません。
リンクを貼って貰うことにより、リンクを貼ってくれた方のサイトからあなたのお店までの道が1本、出来上がることになります。
このリンク数が多ければ多いほど集客の可能性は上がり、さらには検索エンジンの検索結果が向上する可能性が上がります。
SEO対策については突っ込むと相当に難しくなるため、かなりの勉強が必要となりますが、とりあえずは「リンクを貼って貰う」「相互リンクを依頼する」と言うことだけ覚えておけば問題ありません。
ただし、リンクを貼って貰うという行為は基本的に相手の好意によるものです。決して高飛車にならない、高圧的な態度にならないということだけは守りましょう。
方法その3:PPC広告を利用する
PPC広告と言うのは、GoogleやYahoo!などで何かを検索した際「スポンサードサーチ」として目立ちやすい場所にリンクを貼って貰うことができるものです。
あなたのショップの取り扱う商品に対して広告を出稿することにより、わかりやすい場所にあなたのショップを掲載してもらえます。
ただし、PPC広告はあくまで「広告」なため、料金が発生します。
とは言ってもYahoo!であれば、「オーバーチュア出稿」として月額3000円から、Googleであれば5000円程度で出稿出来る他、レンタルショッピングカートによってはショップオープン記念として5000円分程度の無料利用クーポンが配布される場合もあり、そちらを使えば最初の1ヶ月程度は無料で出稿することができます。
もちろん金額をかければその分集客は確実なものとなりますが、オープン当初は確認しなければならないことも多くなるので、相当な自信がある場合でもない限りは、まずは無料クーポンで体験してみましょう。
方法その4:ディレクトリ登録をする
ディレクトリ登録と言うのは、大手ポータルサイト(Yahoo!やgoo、exiteなど)のディレクトリと呼ばれる総合リンク集に登録すると言うことを指します。
SEO対策において、影響力の強いサイト(いわゆる大手サイト)からのリンクほど検索結果が向上すると言われており、大手企業からのリンクを貰えると言う事で、ネットショップを持つのであれば是非登録したいところです。
しかし、ディレクトリ登録には審査料金がかかり、Yahoo!であれば、52500円から(サイト内容によって変わります)、exiteやgoo、biglobeなどの大手サイト数社からまとめてリンクを貼ってもらえる「クロスレコメンド」であれば42000円からとなっているなど、それなりに高額です。さらに、あくまで「審査料金」であり、ショップ内容が不十分であれば不採用の場合もあります。この場合は不採用であっても料金が返金されることはありません。
とは言え、審査自体は厳しいながらも、基本を守ってショップサイトを作っていればほとんどの場合で審査通過すること、仮に落ちたとしても、なぜ落ちたのか理由は明確に教えて貰うことができ、そこを修正し、一定期間内であれば再審査は無料なので、よほどのことがない限りは落ちることはないでしょう。
実際、審査通過率は9割を超えていると言われており、法律に触れず、しっかりとした作りこみであればまず通ると思ってもいいかもしれません。
ディレクトリ登録は一度審査が通れば、以降は半永久的に掲載され続けるのはもちろん、費用も一切かかりません。
つまり、大手ポータルサイトからの影響力の強いリンクを半永久的に受けられるということもあり、メリットは非常に多いのです。
ディレクトリ登録されたからといって劇的に集客ができると言う訳ではありませんが、半永久的に効果が持続するという意味においては、最上級のリンクと言えるでしょう。
方法その5:レンタルショッピングカート独自のショッピングモールを利用する
レンタルショッピングカート各種にはそれぞれで専用のショッピングモールを持っている場合があり、そちらの利用登録も販促経路を増やす意味では有用と言えます。
例えばカラーミーショップの場合はGMOが主催する「カラメル」と言う独自のショッピングモールを展開しており、任意で商品掲載を依頼することができます。
カラメル経由で商品が売れた場合は若干手数料が加算されますが、よほど薄利多売でもない限りは利益を確保できる可能性は高まるでしょう。
おちゃのこネットであれば「garitto」、ショップサーブでは「ショップフィード」と言った独自のショッピングモールを展開しています。
ただし、ショッピングモール自体は現状として楽天市場一強であり、期待するほど大きな集客効果は得られないかもしれません。
あくまで販促経路のひとつとして捉える程度にとどめておきましょう。
方法その6:アフィリエイトに出稿する
最近では多数のネットショップも参入するようになり、大きな盛り上がりを見せている販促経路のひとつが「アフィリエイト」の出稿です。
アフィリエイトは、登録者が任意でお勧めの商品やサービスを紹介し、売り上げが発生した際にサービス、商品代金の1部をマージンとして受け取るもので、現在でも活発にさまざまなサービスや商品がWEBサイト運営者やブロガー、メールマガジン発行者などで行われています。
ネットショップとして、アフィリエイトに出稿することで、アフィリエイターの方に商品を紹介して貰うことができれば、一気に集客が見込める可能性が高まります。
ただし、出稿料は非常に高く、売り上げの一部をアフィリエイターへの紹介料として計上しなければならないため、体力のあるネットショップであることが必須となるでしょう。
方法その7:Googleショップに出稿する
最近急速に増えてきたのがGoogleのサービスにある「Googleショッピング」の掲載です。
レンタルショッピングカートを取り扱う各社においてもGoogleショッピング登録ができるようになっていることが増えており、さらに無料で出稿することができるのが魅力的なポイントでしょう。
新規オープンの際はぜひ登録しておきたいものです。
反面、Googleショッピング自体が認知度が決して高くないこと、ほとんどのユーザーが検索、もしくは画像検索を多用することや、登録ショップがあまりにも多すぎるため、すぐに自ショップの商品がうずもれてしまう可能性が高く、劇的な効果が見込めないのが現状と言えるかもしれません。
最後はとにかく地道な販促活動
いろいろ書きましたが、販促を劇的に促す方法と言うのはかなり限られており、やはり相応にお金がかかる場合がほとんどです。
無料での販促経路確保も数多くありますが、一つ一つに劇的な効果があるわけではなく、積み重ねが大切になってくるでしょう。
上記のほかにもまだまだ方法はあるので、地道に勉強していくと言うことも必要になります。
ある程度資金を出せるのであれば、まずはPPC広告からスタートし、実際にそこから収益が出るようであれば、継続的に広告を打ってみる、新たな経路を確保していくなどし、一気にすべてを行おうとはせず、時間をかけてじっくりと取り組んで行くようにしましょう。
もっと深く突き詰めた販促方法は次のコンテンツにて掲載します。
ネットショップ開業に役立つお勧めショッピングカート
カラーミーショップ | 初期費用 | 月額費用 |
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3,150円 | 875円~円(※) 1年まとめ払いの場合は月額875円。最短契約期間3ヶ月の場合は1ヶ月1,050円 |
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特徴 | ||
月額875円から運用できる格安ショッピングカートです。 独自ドメイン、モバイルサイト、スマートフォンサイト、ショップブログを全て込みでも同一金額内で収まると言う最高のコストパフォーマンスに加え、高いカスタマイズ性を誇っており、レンタルショッピングカート屈指の人気となっています。 ネットショップを始めてみたいけど・・・と悩んでいる方にも、最初の一歩として最適です。 |
おちゃのこネット | 初期費用 | 月額費用 |
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0円 | 500円~2000円(※) 独自ドメインプランの場合は月額2,000円となります。 年間一括払いです。 |
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特徴 | ||
月額500円からネットショップを開業できる高機能ショッピングカートです。何よりも管理画面が非常に分かりやすく、特にメールテンプレートにおいては最も使いやすいショッピングカートの一つと言えます。 デザインテンプレートは一部固定ですが、作りこみは簡単なこと、初心者から上級者まで満足の行く綺麗なネットショップを簡単に作ることが出来ます。 |
ショップサーブ | 初期費用 | 月額費用 |
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10,000円~(※) プランによって異なります。 |
4,800円~ | |
特徴 | ||
FTP機能を搭載し、自作HTMLも利用できる高機能ショッピングカートがショップサーブです。 最大の特徴は初期機能としてクレジットカード決済機能があり、誰でもすぐにクレジットカード決済を導入できる点が強みです。 テンプレートの量も多く、デザインも作りこみやすくなっています。 |
MakeShop(メイクショップ) | 初期費用 | 月額費用 |
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10,500円 | 0円~10,500円 | |
特徴 | ||
高機能ショッピングカートの定番のメイクショップ。 月額0円からネットショップ開業が出来、フルスペックでも月額上限が10,500円でありながら、機能性、安定性ともに高い品質を誇ります。 とにかくこだわったネットショップを作りたい方は迷わずメイクショップを選ぶのがお勧めです。 |
e-shopsカート2 | 初期費用 | 月額費用 |
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10,000円 | 2,400円~7,800円(※) プランによって変わります。 |
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特徴 | ||
埋め込み式ショッピングカートなら、人気度ナンバーワンのe-shopカート2がお勧めです。 埋め込み式でありながら、セキュリティも高く、非常に多機能な管理画面で商品管理、顧客管理なども出来るようになっているので、デザインにこだわりたい方、既存のWEBサイトをネットショップにしたい方でも十分満足の行くネットショップを作ることが出来るでしょう。 |