ネットショップはタイトルにこだわるべき


ネットショップ運営において、最も重要な位置づけとなるのが「ショップ名」と「商品名」です。

なぜ大切かと言うと、ネットショップは実店舗のように一目見ただけでは何のお店か分からないと言うことが多く、ショップ内の文字情報や写真、画像からでしかお店の種類を判別することが出来ないのです。
お客様はもちろんですが、Googleなどの検索エンジンはさらに顕著となっており、検索エンジンは基本的に文字情報しか解析をしません。
そのため、「このWEBサイトは一体なんのために存在しているのか」と言うことを正しく伝えてあげる必要があるのです。

ショップ名はショップ名のままだけでは効果薄

多いのが、ネットショップのタイトルタグ「<title><\title>」の部分にショップ名しか記入していないケースです。
ブランドイメージが強かったり、最初から浸透している名前であったり、店長にこだわりがあるのなら良いのですが、より多くのお客様 を引き入れようと考えるなら、これはNGです。

まず、ほとんどのユーザーはショップ名を検索することはありません。
ショップ名で検索をするのは、そのお店のファンだけです。基本的にお客様は違う言葉で検索をします。

大切なのは「このWEBサイトは何のWEBサイトであるか」と言うことを正しく伝えることで、例えばケーキを販売するお店であれば、「ケーキ販売の○○商店」などと言う文字を<title>~</title>内に入れておくべきでしょう。
ポイントは「一目でここが何のお店であるか一発で分かる」ようにすることです。

これはお客様が一目見ただけで「ここはケーキを売っているお店なんだな」と理解できるのはもちろん、Googleなどの検索エンジンも「ここはケーキを売っているお店である」と解釈をするようになります(あくまで文字情報のみとして ですが)
つまり、ユーザビリティとして、SEO対策としても、ショップ名は「業種+ショップ名」のように、何を取り扱っているお店であるかを記述しておくことが望ましいのです。

ただし、長すぎても効果は薄くなります。
出来れば16文字程度。長くても24文字以内に収めておきましょう。

商品名もこだわりたい

メーカー製品の場合でも、ただそのまま名称を商品名として記述するよりも、文字数が許す範囲内で装飾をしてみると言うのも効果的な方法となる場合があります。
ここではサンプルを出すより、直接楽天市場を見てみるほうが早いと思われますが、楽天市場での売れ筋商品の多くでは、これでもか! というほど商品名にこだわっています。

効果の程は商品によって変わってきますが、例えば誰もが知っているメジャーな商品の場合「他店より圧倒的に安い! 万能コーヒーメーカー+商品名」と言ったように、競合との差別化を図るためのワードが入っている場合がほとんどです。
さすがに楽天市場の商品名のようなことは一般的なネットショップでは避けておいたほうがいいかもしれませんが、一つの商品に対し、名称一つでもこのように工夫の余地があるということは知っておきたいところです。

反面、この方法はSEO対策的にどうかと言われるとちょっと疑問が出てきます。
SEO対策無視でガンガン突っ込める楽天ならではの方法と言えばその通りなので、参考までにと言うことで。
しかし、差別化を図るなら有効な方法の一例であるのは間違いありません。

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